…
□ショート
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そうやって君は僕を怒らせるんだね
時に天使であり、悪魔であり
「雲雀恭弥ー」
「ちょ、よしなよ」
「いいじゃん。減るもんじゃないし」
君には興味がある。
僕を見かける度にフルネームで呼ぶ。そして、普通に前を通り過ぎる。
気付けは目でおっていた。
これが恋ってやつなのか?
愛することも愛されることも知らない僕には分からないことだ。だから、君に近づくことが出来ない。
「雲雀恭弥ー」
ほら、またあの声が聞こえる。
天使のようだけど、何もできなくさせている君は
悪魔にみえてしまう
あぁ、僕は一体どうすればいいのだろう