青き翼 THE FINAL〜命がけの戦い〜

□FILE3
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「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


「どぉりゃあー!!」


シンとケロロの攻防戦が続いていた



「くそッ! 落ちろ!」


「負けないであります!」


空中で戦っている為、両機のエネルギーが少なくなって来た



「これでぇ!」


シンが放った大型のビームを喰らい、メインカメラが落とされた


「ゲロ!?」

「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


すかさずビームソードで両手、両足を落とす


「ゲ〜〜〜ロ〜〜〜!!!!」

エネルギーも底を付き、海に落ちた



ザパーン!


水しぶきを上げ、沈んでいくガンダム


「へッ…ざまぁみろ!」


シンは着陸し、ビームソードで虚空を縦に斬ると、斬った場所が別の世界と繋がった


そこから、ザフト軍の量産型ザク・グフが数え切れない程、次々と出てきた


「これでこの世界も終わりだ!」


ザクとグフは、街を壊しながら徘徊する



「させない!」

次々と何者かがザクとグフを倒していった


「なんだ!?」


「リボルバーッキャノン!」


「お…お前ら」


「クロスファイアー、シューット!」


「ま…まさか!」


「ロケットゥ! ハンマー!」


「機動六課だとッ!?」


そぅ、この危機に現れたのは機動六課のメンバーだった


「ったくよ、何なんだよこれ?」


ハンマーを持ち、赤い戦闘服を着た少女ヴィータが、少し怒り口調で言った


「別世界の戦闘機みたいだな」

剣を構えるシグナムが答える


「くそッ、邪魔するなー」

シンは、メンバーに突っ込んだ


全員はそれぞれ回避し、シンを見る


「あれが親玉みてぇだな」


「あぁ」


ヴィータは一拍置き、フォワードの四人に命令する


「私とシグナムがこいつをぶちのめすから、お前らは雑魚を片付けろ!」


『はい!』


「行くわよ、スバル!」

両手に銃を構えるティアナ


「うん!」

片手に武装し、ローラースケートを履いたスバルが答える


因みに、分かっているとは思うが武器等は意志を持った『デバイス』と言われている物で

ただの武器ではない


「行こう! エリオ君!」

「うん!」


エリオとキャロも攻撃体制に入る



「うっし、行くぞ!」


ヴィータの掛け声で、全員が突っ込んだ



―†―



敗北し、今もなお沈み続けているガンダム

そのコックピットでは…


「もぅ…これまででありますか」

ケロロが放心状態になっていた
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