☆花言葉詩集☆

□曼珠沙華
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君を思い出す度、胸が苦しくなる。
君を想う度、悲しくて涙が止まらない。


僕の中の君は、とても優しくて。
何も言わなくても、僕のことを解ってくれる。
温かい笑顔で、僕を包んでくれる。


突然、降り出した雨。
君は、何処に行ってしまったの?
傘をさすのを忘れて、夢中で君を探した。
けれど、君は何処にも見当たらない。
いくら名前を呼んでも、返事がなくて。
僕にはもう、どうすることも出来なかった。


君がいなければ、僕は何も出来ないんだ…
君を思い出す度、胸が苦しくなる。
雨が降る度、君を想う。


君の為に、何も出来なかった僕を、どうか許して下さい。
君が許してくれるまで、僕は誤り続けるから。
本当に、ごめんなさい。


もう、どれくらい月日が過ぎたのだろう。
僕はまだ、許してもらえない?
そろそろ、疲れてきしまったよ。

雨の中、僕は傘をささずに空を仰ぐ。
君の名を呼び、微笑んだ。
僕ももうすぐ、君の所へ逝くからね?


君との想い出を抱いて、僕は。
やっと、君に出会えた…

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