11/10の日記

23:50
起きて見る夢
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風が止まない
俺の回りにだけ薄気味悪い風が取り巻いていて隙あらば俺の中に入って来ようとする

なんだよコレ…

報いの風ってやつなのか?

うっ…寒ぃ…心の穴にヒューヒュー吹き付けてどんどん体が動かなくなる
どうなるんだ
体の中から凍えていくようだ

助けてくれよ

は…ん…今更誰かに助けてくれなんて言えねぇか…
せめてこの寒さだけでも凌げたら

何でだろうな
あいつの笑い顔が浮かんで来た
回りを巻き込む様な温かい…
辰馬ぁお前は側に居てくれるか…?

居て…欲しいんだ…




「高杉…どげな恐ろしい夢みちょるんじゃ
眉間に皺寄して泣きよってからに。」
膝の上の高杉の頭を愛しそうに撫で
懐の手拭いで眠りを妨げない様にそっと涙を拭き取った
安心して眠ればええ
夢の中でしか本当の自分の心に向き合えないんじゃなかがか?

わしはここに居る
気付かないのか?

目が覚めたら嫌がらせ位甘やかしてやるき早く目ぇ覚ましとおせ




昨日『眠りの森』聴きながら寝てたら案の定な夢見ました
妄想ではもっと甘かったんですが夢はこんなんです
辰馬の膝で猫みたいに丸まって震えて眠っていればいい
その後ろで大きく咳払いして高杉を起こそうとする銀時を笑いながら辰馬が諌めてればいいな


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