11/20の日記
23:59
冬虫夏草
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身体から流れ出す血は体温を急激に奪い朦朧とした意識の中で幻覚を見せる
ここでこのまま眠ってしまえば
あいつはこの鬱蒼とした暗闇の中で俺を見付けてくれるだろうか
月の光も届かない
湿った枯葉の上で
苔むし朽ちた樹木を枕に
このまま眠り続けたら
例え見付けられなかったとしても
俺の身体を宿主にした花が咲き
暗闇でお前が迷った時にでも見付けやすい様、白い花でも咲いていればいい
疲れたお前の一時の慰めになればいい
花に面影は無いだろうが
僅かでも俺を思い出してくれればそれでいい
そう思ったらこのまま眠り続けるのも悪くは無い…
いや…違うな…
形を変えても見付けて欲しいと浅ましく願っているだけか…
父からの冬虫夏草の写メを見ていたらこんなのが思い浮かびました
妄想ネタをありがとう
娘はしっかり坂銀変換したよ
実際はキノコっぽいのが生えててちょいグロでした
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