パロディ
□秘密
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あの日は本当に驚いた
いつもと変わらない朝
起床して身支度を整えまだ起きてこない同居人を起こすのが僕の日課
同居人の部屋まで行ってドアのノブに手をかける
いつもはノックをするのだが常に返事はないしドアを開けても起きていたためしがない
だからノックはいらないかと思い初めてノックをせずに扉を開いた
しかし目に飛び込んできた光景はいつもと違うものだった
いつもはベッドの中で丸まっているというのに今日だけは違った
部屋の真ん中に立って丁度上の服を脱ぎ捨てたところだった
エドワードさんが驚きに目を見開いて僕を見ている
僕も驚きすぎて時が止まってしまう
上半身を露にしているエドワードさん
右腕の付根には痛々しい傷痕
しかしその傷痕よりも僕を驚愕させたもの
それは小さくて可愛らしい胸の膨らみだった
僕の同居人エドワードさん
志を同じくする僕の友人
同居を初めて半年
僕は全く気づかなかった
彼が彼女だったことに....