パラレル
□憧れの人
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僕の憧れの人
それは僕の働く研究所のエドワード・エルリック所長
僕は彼に憧れてこの研究所に就職した
彼はひとつしか歳が違わないのに24歳の若さでこの研究所の所長になったのだ
頭脳明晰で男にしておくにはもったいないくらい眉目秀麗ついでに体術にも優れているらしい
そして傍にいて解ったこと
それは性格も素晴らしく良いということだ
口調は少し乱暴だけれどいつも回りを気にして言葉をかけてくれる
そして太陽のような笑顔で場を和ませてくれるのだ
僕はいつも彼のようになりたい
少しでも彼に近づきたい
そう思っていた