復活!
□お誕生日おめでとう獄寺くん
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9月9日
「誕生日おめでとう。獄寺君」
「あ…ありがとうございます!!10代目に祝って貰えるなんて…人生最高の誕生日です!!」
感激しむせび泣く獄寺
大袈裟だよ。とツナは言う
が、敬愛する10代目
敷居高き大ボンゴレのボスに
誕生日を祝ってもらえることはマフィアの中でも誇り高きこと
どんなプレゼントを贈られようとも
このツナの一言には勝てやしない
このツナからもらったプレゼントは質素であろうと安かろうと
他の誰からもらったどんなものよりも価値はエベレスト並の差をつけ頂点に君臨する
獄寺はツナから何をもらおうと、それを宝物の様に扱うだろう
ツナからプレゼントなんて、それだけで嬉しいから
「なにが欲しい?」
なんて言われても
『10代目が選んでくれたものなら、なんでも嬉しいです』
と答えられる
…そのはずだ
でも今はどうしても欲しいものがあるのだ
ないものねだりになるだろうが
「10代目…オレ、「うおおお!タコヘッドではないか!!!!」
「獄寺ぁー!結婚しようぜー」
「君一回死んできてよ」
「輪廻を100回廻りなさい」
「……………オレ、あいつらのいない空間がほしいです」
「…ごめん。無理☆」