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□Date Of Birth
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Date Of Birth



プレゼントは……飲み物編

経過珍酒



 9月15日がはたけカカシの誕生日だということを、当日、本人から知らされた。
 当然、何も用意していないが、親しい人の誕生日なら祝いたいと思う。

「だったら一緒に飯くってください。あ、できたらイルカ先生の手作りがいいですー」

「そんなことで、いいんですか?」

「ええ。ま、いい酒とかつけてくれるなら、もっと嬉しいですけど」

 本当に嬉しそうに言うから、少しでも良い日にしてあげたいと思った。

 カカシに仕事が終わったら家に来てくれるように約束し、イルカはいつもより早めに仕事を切り上げる。
 馴染みの商店街へ寄って必要な物を買い求め、急いで自室へ戻る。
 いくつか下ごしらえをして、煮物をしている間に簡単に部屋も片付けた。

 だいたいの仕上げを済ませたところに、タイミング良くカカシが訪ねてくる。
 
「いらっしゃい、カカシさん。どうぞ、入ってください」

「おじゃましまーす」

「手を洗ったら、座っててください。今、できますから」

 タオルを渡して洗面所を示せば、カカシは言われたとおりに手を洗って食卓の前へ行儀良く座った。

 イルカはできたものから食卓へ並べ、最後に冷やしておいた酒とグラスを持って自分も座る。

「お待たせしました。たいしたものじゃありませんが……」

 満たしたグラスを掲げて、今日の日を祝う。

「お誕生日おめでとうございます、カカシさん」

「ありがとうございます」
 
 
オチ

※キレイに終わりたい方は読まずにブラウザバック推奨。
 
 
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