風と歩む未来(あした)
□一蹴〜一陣の風〜
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4月を過ぎる頃、季節外れの転校生はやって来た。
時刻は朝、場所は教室そこに一人眠そうにした生徒がいた。
(はぁ〜、また今日も退屈な授業を聞くのか…。
つまらないから寝るか…)
月は机に頭を預け寝る体制を取った。
暫くそうしていると急に教室が騒がしくなり、仕方なく起きる。
すると黒板の前には小柄な少年がいた。
月は見覚えのない制服を着ているのだから、転入生だろうと思いまた寝に入った。
転入生の名前は風祭将と言うのかと思いながら。
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