遥か1・2
□幸鷹
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京に来てからの記憶。
現代にいた時の記憶。
私には2つの記憶がある。
けれどそれを知っているのは、神子殿。
あなただけですよ。
他の方が神子の言われる言葉に違和感を覚えても、私は当たり前のように聞いていた。
ずっと忘れていたこの記憶。
取り戻して下さったのは、他でもないあなた。
ありがとうございます。
「神子殿。参りましょうか?」
「幸鷹さん。そうですね。あんまり遅いと皆が心配しますね。」
「紫姫も心配されていますよ、きっと。」
「こんなときに携帯があればすぐに連絡できるのになぁ。」
「仕方ありませんよ。ここは京なのですから。」
「そうですね。前は携帯で連絡するのが当たり前だったけど。
今はこうして毎日幸鷹さんと会ってお話してる方がいいです。」
「私もです。」
「それに、私京が大好きです。
もちろん幸鷹さんもね。」
「ありがとうございます、神子殿。私も、大好きですよ。」
☆終☆
2をやってない方にはネタバレ気味でしたね。すいません。
初めて幸鷹さんルートに行ったときはビックリしましたよ。
というわけで、これからも紅桜をどうぞよろしくお願い致します。
2008/11/15 貴世