ヴェスペリア連載小説

□盗まれた魔核
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この世界、テルカ・リュミレース

大地と海が何処まで続くのか、知る人はいない

なぜなら、世界にうごめく魔物たちに比べ人はあまりにも弱い
我々の住む街を守る結界、我々は己を守るためにその中で生きながらえている

それを成す、核となる魔導器<ブラスティア>世界に満ちた根源たる力<エアル>を使い、魔導器は、火、水、光、繁栄に必要なありとあらゆるものを、今日まで我々に与え続けてきた

やがて、いつの日か、結界の向こうに凶暴な魔物が生息する事も我々は忘れてしまうのだろう
繁栄と成長を続ける世界
すべての人々のための平和、魔導器の恩恵により更なる発展を遂げていくだろう

平和の礎である帝都ザーフィアスより願う



―世界が穏やかであるように




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