洋平連載
□桜木くんとお兄ちゃん
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面白いって何？
《桜木くんとお兄ちゃん》
「嘘ぉ。」
「嘘じゃない。完全にか・ん・ち・が・い！」
一夜明けて朝。
一番に晴子達の教室に行って事情を説明した。
「ああ〜どうしよう…」
やっと自分の間違いに気付いた晴子。
どうしようも何もやること１つでしょ。
「よし！！悩んでてもしょーがない！！放課後謝りに行こう！！うん！！」
「いや、今一緒に行こうよ。」
「ダメよ〜心の準備がいるのよお〜〜」
「「根性なし。」」
と言ってもこんな晴子を無理やり連れても行けないし、先に誤解が解けたことだけでも伝えてあげようと教室に行くことにした。
「桜木君には言わないでね！」
「…なんで？」
「恥ずかしいし、心の準備が…」
「はいはい。根性なしの言うことは聞きますよ。」
「ななしちゃん！」
怒る晴子に手を振って教室へと足を向けた。
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