【愛】


今日はウォーゲームは休み

「今日は良い天気だし久しぶりにAMR探しはやめて買い物にでも行こうかな」


ん〜、と伸びをし今日の一日の予定を考える。

「…ナナシ?あんな所で何してんのかしら?」

ふと、森の近くを見ると挙動不審になっているナナシを見つけた。

「なにしてんの?」

私は、気になってナナシの後ろから話しかけると…

「どわっ!?ド、ドロシーちゃんか〜びっくりさせんといていな」

これまた挙動不審に跳ね上がるナナシ。

「な、なによ…そんなに驚くことないじゃない」

その行動にムッとしてしまう。

「急に声かけられたから…ごめんなドロシーちゃん」

申し訳なさそうに言うナナシに別にとかえした。

「で、アンタなにしてたの?」

「へ?あ、い〜や…えっーと、探検とか?」

「なんで疑問系なのよ」

ジトッと目で見てしまう。

「ド、ドロシーちゃんには関係ないことやから気にしな「あ、そう!ならいいわよ!」

アイツの言葉が終わる前に私は自分の言葉を言いはなち、その場から立ち去った。

「なによ!関係ないなんて…」

ハァ〜、と溜め息が出てしまう。

「気になるんだから仕方ないじゃない…」

ストンと地面に座り込み、一輪の綺麗な花に手を伸ばした。

「なんで…あんな奴を好きになったんだろ…馬鹿みたい」

クシャと握った。

「それが…ほんまやったらすっごい嬉しんやけど」

「な!な…な…なんでっアンタがここに居るのよ!!」

ついさっきまで、考えてた人物の声に驚き振り向くと優しく微笑んでいるナナシの姿があった。

「ドロシーちゃんを追いかけてきたから…で、さっきの言葉ほんまなん?」

つい、さっき言ってた言葉を思い出すと…体の体温が顔全体に集まるような錯覚に陥るほど熱かった。

「そ、それ、それは…えっと…」

自分でも驚くほどに舌が回らないうえ言葉も出なかった。

ふと、ナナシの顔を見ると真剣な眼差しでこっちを見ていた。

あぁ、もう誤魔化せないな〜なんて思うとナナシと真剣に向き合った。

「アンタの…貴方のことが大好きよナナシ」

「自分もドロシーのこと好きやで」

同じように真剣な顔をして言うナナシに…信じていいんだなと思うと腰が抜けてしまった。

「ドロシーちゃん大丈夫?」

「…ここまで緊張したのは生まれてはじめてよ…」

いまだに顔から熱が引かずナナシの顔を見れずにいた。


「ナナシありがとう」

「じゃ、自分はドロシーちゃんにボロボロにさた花でも貰おうかいな」

さっき握りしめた花を持ち悪戯っぽくニッとナナシは笑った。
その仕草や優しさに顔に熱があつまり声が出なくなってしまうほどだった。


貴方のすべてが愛しくて…一つ一つのことが気になって…多分もう貴方の側から離れられない。

「ナナシありがとう」

「じゃ、自分はドロシーちゃんにボロボロにさた花でも貰おうかいな」

さっき握りしめた花を持ち悪戯っぽくニッとナナシは笑った。
その仕草や優しさに顔に熱があつまり声が出なくなってしまうほどだった。


貴方のすべてが愛しくて…一つ一つのことが気になって…多分もう貴方の側から離れられない。




《あとがき》
大変遅くなってしまいすみません!!そのうえ駄文で本当に申し訳ないです;

久々のナナドロに苦戦しました;

では、ここまで読んでくださりありがとうございました!!
筆記2010/1/21


[TOPへ]
[カスタマイズ]




©フォレストページ