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□不眠
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夜も更けてきた頃のダグナーアジト。
鬼｢全然眠くならねぇ｣
ルド｢寝る前にカフェオレなど飲むからだ｣
カリ｢何であんなコーヒーより牛乳の比率が高いうえ砂糖たっぷりの甘ったるいカフェオレで寝れなくなるわけ？｣
ディ｢普段コーヒーなど飲まんのに寝しなにカフェインを取ったから体が敏感に反応したのだろう｣
鬼｢やべぇこのままじゃ徹夜かも｣
ルド｢徹夜だろうがなんだろうが起床時間は変わらんぞ｣
鬼｢こんだけ眠れねぇっつってんのに朝6:30に起きろってか。オレただでさえ朝苦手なのに拷問だろそれ｣
ルド｢自業自得だ｣
ミス｢何なら良く眠れるようにしてあげましょうか？｣
鬼｢ミスティなんでビンから大量の睡眠薬出してこっち見るわけ？しかも満面の笑みで｣
ミス｢眠れないって言うから協力してあげようと思って｣
鬼｢飲めってか。その手の平から溢れんばかりの睡眠薬を飲めってか｣
ミス｢２粒で効果があるらしいからこれだけ飲めばぐっすりよ｣
鬼｢そりゃさぞかしぐっすり眠れるだろうよ。ってか確実に永眠するだろうが!!｣
ミス｢これで永遠に不眠に悩まされることはないわよ良かったわね｣
鬼｢人に遠回しに『死ね』って言っといて何この態度｣
ディ｢薬に頼り過ぎるのは良くないぞ。眠れないならホットミルクでも飲んだらどうだ？｣
鬼｢カフェオレ飲んだしもう牛乳いらねぇ｣
カリ｢何か眠くなる音楽聞くとか｣
鬼｢そんなもん持ってねぇよ｣
ミス｢子守歌歌ってあげましょうか｣
鬼｢断る｣
ルド｢面倒だな、オーソドックスに羊でも数えていろ｣
鬼｢羊ねぇ…あれホントに効くわけ？｣
ディ｢やるだけやってみたらどうだ｣
鬼｢まあ一番手軽か…。羊が１匹、羊が２匹、羊が…アレ？羊って１匹２匹って数えんだっけ？１頭２頭じゃなかったっけ？｣
ルド｢細かいところにこだわるな。どっちでもいいからさっさと数えろ｣
鬼｢へいへい。羊が１匹、羊が２匹、羊が３匹…｣
鬼｢羊が167匹、羊が168匹…全然寝れねぇ…｣
ディ｢聞いているこっちが眠くなる…｣
ミス｢あら、カーリーが寝ちゃったわ｣
カリ｢ＺＺＺ…｣
ルド｢時間も時間だしな。我々もそろそろ寝るとしよう｣
ミス｢カーリー、ちょっとだけ起きてちょうだい。部屋へ移動しましょう｣
カリ｢うーん…｣
ディ｢鬼柳、お前も早く寝るんだぞ｣
鬼｢だから寝れねぇんだよ。って、ホントにみんな行っちまいやがった…裏切り者…｣
翌朝
ディ｢いい天気だ。これなら布団も干せるな。…ん？｣
鬼｢羊が9976匹、羊が9977匹…｣
ディ｢鬼柳…？まさか、一晩中数えていたのか!?｣
ルド｢どうしたディマク｣
ミス｢朝から騒がしいわね。何かあったの？｣
カリ｢ふあぁ、眠…｣
ディ｢あれを…｣
鬼｢羊が9984匹、羊が9985匹…｣
ルド｢……まさか｣
ディ｢そのまさかです｣
ミス｢カフェインなんてとっくに切れてるはずじゃない？｣
ディ｢そのはずだが…｣
カリ｢京介ーもう朝よー｣
鬼｢ちょ、今話しかけんな数忘れる。あとちょっとで10000匹制覇なんだぞ｣
ディ｢は？｣
鬼｢オレは羊を10000匹数えるまでは寝ねぇ。羊を制覇して満足するんだ。羊が9993匹｣
ミス｢どうやら途中で趣旨を見失ったようね｣
ルド｢…………｣
鬼｢羊が9999匹…羊が、10000匹!!よっしゃー!!10000匹制覇ぶへらぁ!!｣
カリ｢ちょ、ルドガー!?何で今殴ったの!?｣
ルド｢バカさ加減にイラついた｣
カリ｢そんな理由!?｣
ミス｢ようやく寝たわ。最初から一発殴ってた方が早かったかもね｣
ディ(これは、寝たというより伸びたと言った方が…)
ルド｢部屋に放り込むか｣
ディ｢あ、布団を干すのでできればソファに寝かしておいて下さい｣
カリ｢ディマクも結構容赦ないわね｣
そして夕飯時まで安らかに(？)眠った鬼柳は…。
鬼｢全然眠くならねぇ…｣
ルド｢当然だ馬鹿者｣
不眠エンドレス。
ターンエンド★
ぎゃー!!!何だこの馬鹿で可愛いきゅうりは!!!←
俺には書けそうもない代物を書いてもらいましたハァハァ*´Д｀
だってダグナーが！ミスティ様とかいらっしゃるよ!?(ミスティさん好き←
もう感☆動＼(^0^)／
有難うございました!!
お持ち帰り厳禁!!