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□泪のムコウ
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誰かを悲しませてまで 笑えなくても


「誰かを悲しませてまで

笑えなくても・・・・」


そう言って彼女は俯いたんだ 夜に泣いた

そう言ってお前は視線を床に落とした

その時はお前は黙ったままだったが


俺たちに心配させないように

夜に 泣いてるんだろ?


冷たく張り付いて 凍えている

濡れたように張り付く服や靴

俺は ただ、寒いから凍えている


降り続く現実に傘などない

目を背けたくなるような、止むことのない現実から

そんな現実に対して、傘なんて あるわけがない


生きてゆくことが 戦いなんて

生きている今さえ
世界を救うための、戦いだなんて


そんな理由だけで閉じ込められた

その理由だけでまとめられてしまった


MY HEART MY STORY

俺の気持ちも、

俺の今も、


泪のムコウが見えるの 輝いている

いろんな事を乗り越えたその後には、

きっと明るい未来が待っている


いつか出逢える僕らの為に 夜明けが待っている

いつかこの戦いを終えて
笑い合える俺たちのことを夜明けが待っている




誰かを悲しませてまで 笑えなくても

「誰かを悲しませてまで

笑えなくても・・・・」


そう言って彼女は俯いてたんだ MY STORY

そう言ってお前は視線を床に落とした

その時のお前は黙ったままだった



俺の今を物語るみたいに


月明かり濡れたまま 座り込んだ

夜、一人で空を見上げていた


雨の街に明かりが灯るみたいに

暗く沈んだ街に 何かを見出せる気がして


生きてゆけばいい ただそれだけで

戦い続けてる今さえ、
皆と生きてゆければ いいのかもしれない


どんな理由だってかまわないから

どんな理由でも

皆と お前といられるならそれでかまわないから


泪のムコウが見えるの 輝いている

いろんな事を乗り越えたその後には、

きっと明るい未来が待っている


小さな窓にはあの頃みたいに 青い空が映る

部屋の中にある小さな窓には

戦いが始まる前の 暖かい温もりが残っていた



あぁ 鳥のように飛べはしないけど

あぁ、鳥みたいに

あの窓から飛び立つことが出来たらいいのにな・・・・


無理に笑うことないよ

そのままでいいんだよ


「無理に笑わないで?


大丈夫だよ。

遊星はそのままでこそ遊星なんだから」



信じ続けてゆくだけ

お前の言ってくれた言葉を、

ずっと心の中に置いて進んでいこうと思った


泪のムコウが見えるの 輝いている

いろんな事を乗り越えたその後には、

きっと明るい未来が待っている


闇をくぐればあの空はきっと 七色に変わる

この戦いが終われば

皆元に戻って、


俺たちにはまた光が見えるだろう


誰かを悲しませた時 感じる痛み

誰かを悲しませた時、胸に感じた痛み


忘れないようにそっと目を閉じて 泣いた

お前の言葉を思いながら


瞳を閉じて
泣いた








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