もう一つの新世紀

□第一話・使徒襲来
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シンジ「公衆電話も不通か仕方ないシェルターに行こう」

受話器を置き荷物を手に取る

シンジ「葛城ミサトさんか…どんな人だろう」

写真を見ながらシェルターに向けて歩いていた時だった

急に電線の上の鳥が飛び立った。

シンジ「あれ…?」

シンジが目を向けると一人の少女が道路に立っていた
シンジが目を向けた直後突然突風が吹き、シンジが一瞬目をそらすと少女は消えていた。

シンジ「何だったんだろう」
しばらくすると地響きがなり始めた、その直後だった低空飛行で後退してくる国連軍の戦闘機が見えた

シンジ「あんな低空飛行で戦闘機が飛んでる、なんなんだろう」

しばらくするとビルの合間から巨大な黒い物体が見えた

シンジ「なっなんだあれ…」
シンジが呆然としていると戦闘機からミサイルが黒い怪物に放たれた。
着弾と同時に爆風とビルの瓦礫が飛び散った。

シンジ「うっうわぁー!」


シンジがしゃがみこむ。

その時だった、

「ごめーんおくれちゃったわ碇シンジ君ね、早く乗って!」

突然シンジの前にブルーのスポーツカーが止まり
中から女性が顔を出した。
シンジ「あなたが葛城ミサトさんですか?」

ミサト「そうよ、さ乗った乗った!」


半ば強引に車に乗せられたシンジ。


ミサト「飛ばすわよしっかりつかまっててね」


ミサトがハンドルに手をかけた時だった

車の上に怪物の足が迫っていた。

ミサト「ちょっと嘘でしょー!」

ミサトがアクセルを思いきり踏みこんだ。
凄まじいスピードで車が発進する。

ミサト「あぶなかったわ…」

足を避けてミサトが一安心していると

シンジ「葛城さんあの黒い怪物なんなんですか?」

シンジがミサトに話し掛ける


ミサト「ミサトでいいわ、あれはね、使徒よ」


シンジ「使徒?」

まったく聞き慣れない名前がミサトの口からはっせられた。

ミサト「そう使徒よ、私たち人類の敵、詳しいことはまだわかっていない、未知の存在かしらね」


シンジに説明をしながらミサトは車をNERVへと向かわせる。
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