もう一つの新世紀
□第二話・出撃そして叱責
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午後1時半
リツコ「それでは壱号機の起動実験及び連動実験を行います」
NERV内の第二実験場では
エゥ゙ァンゲリオン壱号機の起動実験の準備が始まっていた。
「LCL電荷開始、A10神経接続開始します」
エントリープラグ内にはプラグスーツに身を包んだマサキの姿があった。
壱号機とのシンクロが始まると先程まで下がっていた壱号機の頭部が起き上がった
「壱号機起動しました、ハーモニクス、パルス共に異常なし、シンクロ率は53%です」
リツコ「ここまでは順調ねマサキ君大丈夫?」
リツコがプラグ内のマサキと話す。
マサキ「大丈夫です」
リツコ「そう、なら良かった、ではこれより駆動実験に入ります、マサキ君戦闘訓練は覚えてるわね?」
マサキ「はい、今回は動かすだけでいいんですよね?」
リツコ「そうよ、では始めます」
リツコの指示で壱号機を拘束していた器具が外され、駆動実験が始まる。
冬月「碇、国連の巡洋艦が未確認飛行物体を確認したと連絡が入った」
冬月が電話を置き実験を見守るゲンドウに話す。
ゲンドウ「そうか、第一種警戒態勢を発令しておいてくれ、使徒と確認次第、戦闘態勢に移項する」