雨の名月(分岐ss置き場)

□分岐1(那須偏)
1ページ/14ページ





ガラッと風呂場の引き戸が空いた。



「あれっ?和くんじゃないか!珍しいね、こんな早くにお風呂なんて」



入って来たのはなんと那須さんだった。

筋肉隆々という言葉がこれ程までに似合う人がいるだろうか…

和の目の前には見事なまでの逆三角形の肉体が存在している。

いつもの様にランニングやら腹筋&背筋、及びスクワットを3セット程してきたらしく、やや褐色の健康的に焼けた肌が汗で煌めいている。

そして何よりも爽やかにチラリと見える白い歯。

圧倒的な存在感をアピールしている下半身…

って…



タオルは肩に掛けられ、前はそのまま…




「…!」




和は挨拶しようにも、既にパニックで、金魚よろしくの口パク状態だった。




次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ