歌詞

□もしも
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もしも僕が人間をやめたら君を幸せにできるのに
一体何になれば君を一番幸せに出来るかな

もしも僕が猫だったら君を暗闇で見失わないよ
でももしも僕が猫だったら君にねずみを捕ってきちゃうかも
ねずみを銜えた僕を見て君は悲鳴をひとつあげた後
箒を片手にバシバシ僕を叩いて僕を追い出すのさ

そんなのは嫌だ そんなことになるのはゴメンだ
猫は止めだ止めにしよう
そうだ僕はロボになろう

もしも僕がロボだったら君をどんなことからも守る
でももしも僕がロボだったら君が海で溺れていても助けられない
僕の体は鉄でできてる海じゃ沈む錆びる役立たず
レスキューに助けられた君は僕を一瞥した後に『役立たず』とつぶやいて僕をスクラップにしちまうんだろう

そんなのは嫌だ そんなことになるのはゴメンだ
ロボは止めだ止めにしよう
そうだ僕は時計になろう

もしも僕が時計だったら君に正確な時間を教える
でももしも僕が時計だったら君に終わりを教えなくちゃいけない
しわくちゃになった君の横でお医者さんが僕を見てこう言う

『※時※分、ご臨終です』

そんなのは嫌だ そんなことになるのはゴメンだ
時計は止めだ止めにしよう
でも一体何になればいい?


いろいろ考えたけれどやっぱり人間が一番いいのかも
だってもしも僕が人間じゃなかったら泣いている君に声もかけてあげられない
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