本当のキミ…

□.8 Glasses and natto
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…東京の某所…



「##NAME3##ちゃん笑ってー…はいOK!!」


パシャ


『お疲れ様でした(笑)』


ある音楽雑誌の撮影が終わり、帰り支度をする。



北「今日はこの撮影だけで終わりよ。家まで送るわね」


『あっ大丈夫ですよ(笑)ちょっと寄っていく所があるんで、電車で帰ります』


北「そう?じゃあ気をつけてね」


『はい。では、またよろしくお願いします(笑)』



周りにばれないように、学校で使っているだて眼鏡をして帽子を被った。


そして、撮影所を出て目的地に向かった。





『ここだぁ』



私がきた場所…それは、スポーツ店。


一回も行ったことがなかったから少し見てみようかなと…



『へぇ〜いろいろ種類あるんだ〜タオルも売ってる!!タオル1つ買ってこうかな(笑)』



スポーツタオルを1つ買って、私は店を出た。



『さぁ〜て、帰るか』



駅に向かって歩き出した。





『あっ!!もう電車が来ちゃう時間じゃん!!急がなきゃ;』



急ぎ足で駅に向うが、間に合いそうにない…

夢中で走っていると、誰かにぶつかってしまった。

その衝撃で、私は後ろに倒れた。


『いったぁ(泣)』


「いてぇのはこっちだ!!よそみしてんじゃねぇ!!」



どうやら、ぶつかった相手は高校生ぐらいの男みたい…



『すいません。急いでいたので気づかずに…』


「ん?お前誰かに似てないか?」


『Σえっ!?』


私は自分の頭を触る。



被ってた帽子がない!!!


私は急いで帽子を被り直した。



『き、気のせいですよ!!』


「それより、このあと付き合ってくれよ(妖笑)」


『え……』


「まさか断らないよな〜この眼鏡はずした方がいいぜ(妖笑)」


そう言って眼鏡を取られた。


『ちょ、返して!』


「嫌だね」


私の眼鏡は男が踏みつけたためぐちゃぐちゃだ。


どうしよ〜(泣)





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