本当のキミ…
□.3 an unyielding
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『あーどうしよ(泣)部活決めるの今日までぢゃん!』
突然こんな言葉から始めてしまいすいません。
入部届を今日中に出さなければ…
今のところ、手芸部にしようかななんて思ってるけど
とりあえず今日も放課後見学してギリギリに出そうと思う
佐「ピー〜おはよ!!」
『あっ美咲おはよ−!!ってか、助けてぇぇ〜(泣)』
私は美咲に抱きついた。
佐「どうしたどうした?あ…まだ決まらないんでしょ(笑)」
『Σなんでわかったの!?』
私は美咲から離れた。
佐「大体ピーのことは分かってきたもん♪まっ今日ギリギリまでゆっくり決めなよ!!」
『うん…そうする。ありがとう美咲』
佐「どういたしまして♪それより〜(笑)New Singleいい曲だね♪」
美咲が超小声で私の耳元でつぶやいた。
『美咲ったら//でも、ありがとう(笑)』
佐「キャー!!ピー可愛いvV」
今度は美咲が抱きついてきた。
『そんなことないって〜(笑)』
私はこの時、早く手芸部に決めておけば良かったって……
それが後悔することになるなんて…
予想もしていなかった…
授業中…
『(あぁー部活どうしよっかな…まっ放課後決めればいっか♪そういえば、明日は収録で明後日は野外ライブだ〜☆楽しみだなぁ(笑))』
丸井side
俺はふと隣を見てみた。
すると…
丸「(何であいつ微妙ににやついてるんだ…?つくづく変なやつだぜぃ。でも何でだ…あの時のスヌーの笑った顔が頭から離れねぇ…//それにしても、放課後本当にアレやるのかよぃ;)」
いったいテニス部が企んでいる「アレ」とは…
もうすぐ…
楽しいGAMEが始まる…
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