本当のキミ…
□.9 Test study
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『よし!!部活だ!!』
鞄を持って席を立った。
すると、雅治が私のところに来た。
仁「今日の部活はミーティングじゃよ」
『そうなの?』
丸「あぁ…最悪な…」
『最悪な?』
仁「とりあえず行くぜよ」
こうして私たち3人は部室に向かった。
真「揃ったな」
幸「うん」
部室に着くと、すでにレギュラーは揃っていて、すぐにミーティングが始まった。
幸「みんなはもう分かってるよね」
えっ?私わかんないだけど…
幸「スヌーにはちゃんと説明するから安心して(笑)」
『は、はい!!(読まれた……)』
柳「今回のミーティングは、3日後に行われる定期テストについてだ」
『テスト?』
柳「あぁ」
幸「毎回テストの時に、赤点を2つ以上とった人は1ヶ月部活停止ってきまりなんだ」
『1ヶ月も!?』
真「幸村、蓮二、仁王、柳生、ジャッカル、は大丈夫だろう。問題はお前たちだ!!丸井!!赤也!!」
丸・切「「はい…」」
『そんなに酷いの?;』
仁「丸井は数学、赤也は英語が毎回赤点じゃ」
『毎回;』
ブン太と赤也は部室の隅っこで凹んでいる。
比「スヌーさんはどうなんですか?」
『へっ!?私は…』
柳「前の学校でのスヌーの定期テストの順位は、学年で10位以内に入っている」
丸・切「「なにー!!??」」
幸「へぇ〜」
『Σそんなのどこで知ったの!?』
柳「企業秘密だ(笑)」
真「ならスヌーも安心だな」
柳「強いていうなら、スヌーの苦手科目は社会だ」
『あぁ確かに。歴史と地理共に苦手かも』
幸「まぁスヌーは大丈夫ということで…
あっ!!言い忘れてたけど、赤点を1つでもとった人は、今度氷帝との練習試合に出さないから★」
頑張らなきゃ!!!
赤点一つでもってことは、毎回赤点取ってるブン太と赤点ピンチじゃん;
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