本当のキミ…
□.11 Practice game
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みんな無事にテストを終わすことができ、カラオケではっちゃけた次の日……
ジリリリ…ジリリリ…
『ん〜………
…………ねむい…』
カラオケの疲れが残っていて重い体を引きずりベッドからおりて着替え始めた。
『練習試合か〜練習とはいえ、みんなのちゃんとした試合見るのは初めてかも』
朝食を食べ、いつも通り地味変装をして家を出た。
試合会場は立海だから、いつも通り学校に向かい、部室に行く。
部室には、やっぱりいつものメンバー
『みんなおはよ(笑)』
「「おはよう」」
荷物をロッカーにしまっていると、精市が喋り始めた。
幸「それにしても、昨日のカラオケは楽しかったね〜ね、ピー(笑)」
どうして分かってるのにカラオケの話をだすんだ!!!!!
この魔王め!!
『そうだね;弦ちゃん演歌うまかったよ!』
真「無論だ!!」
比「でも、ピーさんもとても上手かったですよ」
ちょっと紳士!!!
私の話にしないでよ(泣)
せっかく弦ちゃんの話にそらしたのに…
チラッと横を見ると、やっぱり「フフフ」と笑っている精市
また、その精市の横にはノートに何かを書いている蓮二
今の会話の中で、一体何のデータを取っているのやら…
『そんなことないよ(汗)あっみんな今日頑張ってね!!』
その時、他のレギュラーが部室に入ってきて、全員が揃った。
真「分かっていると思うが、負けてはならぬぞ!!」
弦ちゃんがみんなに喝を入れているなか、精市が話しかけてきた。
幸「あっピー」
『なに?』
幸「もうすぐ氷帝が着くころだから迎えに行ってきてくれるかい?」
『わかった。いってきま〜す』
私は校門に歩き出した。
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