本当のキミ…

□.15 Lover life begins
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『ふぁ〜…まだ眠いな…』


今日は学校。

ベッドから出ていつもの支度をする。

朝食も支度も終えて、のんびりしていると、"ピンポーン"という音が聞こえてきた。


『こんな朝に誰だろ?』


玄関に向かい、ドアを開けるとそこには…


丸「よっ!!(笑)」


『ブ、ブン太!?』


そこには、制服姿にテニスバックを背負ったブン太がいた。


『どうしたの?』


丸「いや…その、ピーと一緒に登校しようかなと思って//ダメか?」



『ううん///大丈夫だよ!!!ちょっと待ってて。(まさかブン太が来てくれるなんて///)』



私は鞄を取りに行き、すぐブン太のいる玄関に戻る。



丸「ピーはさ、髪とかほどかないかよぃ?それにスカートとか;」


『いや…私も出来ればそうしたいんだけど…バレちゃいそうで;』


私は転校した時から変わらず、三つ編みの長ーいスカートだ。

こんな人がブン太と歩いていたら絶対怪しいよね…

ブン太も嫌だろうし…



丸「眼鏡してれば大丈夫じゃね!?まぁ俺は地味スタイルのピーも好きだけどな☆」


『そうかな///じゃあ…思いっきって(笑)』



私はスカートを少し短くし、丈が膝より上になった。

髪は思いっきってほどいてしまった。


バレたらもう仕方ない…

その時は…

なんとかするしかない!



『どう?』


丸「すっげぇいい///でも本当に大丈夫なのかよぃ?」


『う〜ん…多分大丈夫だよ(笑)バレそうな時は助けてね(笑)』


丸「おぅ!!まかせろぃ☆んじゃ、学校行くか」


『うん!!』



私とブン太は学校に向かって歩き出した。




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