本当のキミ…
□.2 Believe
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『よし!誰もいないね!!
実はね…秘密にしてきたことなんだけど、信頼してるしこれからも仲良くしていきたいから言うね』
佐「うん。で、どうしたの?」
『歌手のMariaって知ってる?』
佐「もちろん知ってるよ!最近すごい人気だし、私もMariaの曲好きでよく聴いてるし…
…Σってまさか!?」
私は髪をほどいて、だて眼鏡を取った。
『うん。実は私がMariaだったり…(信じてくれるかな…)』
佐「…………。へっ?
嘘ッ!?それってマヂ!?!そういえば…似てる!!似てる!!」
美咲は最初ポカンとしていたが、かなり驚いている。
『いや、似てるじゃなくて本人なんだけど;』
佐「そ、そっか;でも…なんで立海に?」
『パパの仕事で引っ越してきて、家から一番近かったのが立海だったからかな!!Mariaのままだとまずいから変装してたの』
佐「そうだったんだ。私は信じるよ」
『ほ、ホント?』
佐「もちろん(笑)実際に今、目の前にいるし。(笑顔がめっちゃ可愛いかったのはそのせいだったのか〜。にしても、ピーの素が分かったら、さらに可愛いく見えるよ〜vv)」
やっぱり美咲に話して良かった。
これからもいろんなところで助けてもらおう;
『親友には言っておきたくて。このことは絶対に秘密にしておいて!!』
美咲「もちろんだよっ!!ところで、どうして秘密にしておくの?やっぱり目立つから?」
『うぅ〜ん。それも、あるけど…私は特別扱いされるのが嫌だから周りと同じくなりたいの。前に私が歌手だからってうわべだけで仲良くしてきた人がいて、簡単に裏切られた…』
佐「ピー……そっか!安心して(笑)絶対に約束は守るから!!私はうわべだけで近づいたりしてないから」
『ありがとう(笑)』
佐「あーもーピー可愛いすぎる〜vv」
美咲が思いっきり抱きついてきた。
『そんなことないって;でも、美咲ホントありがとう!!(良かった〜 信じてくれて(笑))』
佐「うん!じゃっお弁当食べよ〜♪」
私たちはこの会話を誰かにきかれているとも知らずに、弁当を食べ始めた。
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