銀魂で妄想
□万事屋
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銀時
『髪、触っていいか?』
雀
『髪?…ん、いいよ?』
腰まである綺麗な黒髪に、銀時は吸い寄せられる様に手を伸ばす。
銀時
『毛先までさらさらだな。でも前髪長すぎねぇか?せっかくの可愛い顔が見えねぇじゃねーか』
前髪を分けようと雀の額に手を伸ばす。
ビクッ
雀は思わず身を縮めた。
銀時
『悪ィ…。大丈夫か?』
雀
…!
『ご、ごめんなさいっ』
雀はハッとし、銀時の手を両手でそっと握る。
雀
(優しい温もり…)
『…大丈夫。触って?』
小さな声で呟くが、雀はまだ震えていた。
銀時
『無理すんな…』
(…護ってやりたくなるじゃねぇかチクショー)
少し前屈みになり雀の顔に近づく。
雀
『え?』
ドゴォッ
神楽
『何してるアルかーッ』
神楽の跳び蹴りが華麗に銀時に極まった。
銀時
『痛‥って、まだ何にもしてねーよ!』
新八
『まだ!?まだってなんですか!?何しようとしてたんだあんたぁぁぁぁ』
雀
ぷっ…『あはははは…』
声をあげて楽し気に笑う。
雀は皆に感謝していた。