song

□遥かなる時空の中で
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「夏という光の泡沫」


走り出す 
君の長い髪

指先で 
追いかけながら

抱きしめて 
しまいそうだよ


蝉の声 
新緑の小路

この時が 
止まればいいな

かなわない
願いだと知ってても


君が居るだけで 
嘘さえも 
透き通るよう

笑い疲れても 
このまま 
微笑んでて


何故 
儚いものほど 
美しくきらめくの?

今 
見上げる空に

まぶしすぎる 
木漏れ陽が光る

君も夢も 
夏という泡沫だね


淋しさを 
知ることもなかった

あの頃のオレを 
思うよ

息ひそめ 
短夜を生きてたね


君が居るだけで 
闇さえも透き通るよう

遊び疲れたら 
虫の音 
子守唄に


何故 
愛しいものほど 
果てしなく遠いのか?

今 
見上げる夜空

まばゆすぎる 
星屑が光る

君も今も 
夏という泡沫だね


…心に叢雨(むらさめ) 
降りしきろうと 
忘れて忘れて 
今は…


もう 
何にもいらない 
君だけを見ていたい

もう 
それだけでいい

まびしすぎる 
微笑が光る

時を止めて 
どうか 
ああ


何故 
儚いものほど 
美しくきらめくの?

今 
見上げる空に

まぶしすぎる 
木漏れ陽が光る

君も夢も 
夏という泡沫だね 







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