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□遥かなる時空の中で
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「運命の月は紅」

 ヒノエ・弁慶・敦盛



哀しみに囚われた 
闇を包んで

心照らし出す 
月光(ひかり)よ


すべて見届ける 
満月(つき)が

欠けて 
また満ちるよう

くり返す 
分かれ道

戦いのない 
世界へ


遥かなる時空(とき)の中で

今 
再び出逢う

運命さえも変えてゆける

瞳のまぶしさよ


紅の 
ああ 
月が昇る


罪深きいたずらと 
思われようと

そっと守りたい 
月光(ひかり)よ


夜空抱きしめる 
満月(つき)が

雲に 
ふと隠される

危なげな 
分かれ道

戦いに勝ち 
未来へ


遥かなる時空(とき)の中で

今 
再び別れ

運命さえも越えたときに

もう一度出逢える


紅の 
ああ 
月が燃える


罪な覚悟を

愚かな戸惑いを

刹那の駆け引き 
やり直すため

ああ 
めぐり巡る


遥かなる時空(とき)の中で

今 
再び出逢う

運命さえも変えてゆける

願いのきらめきよ


決意は強く 
時空を越えて





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