song

□遥かなる時空の中で
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「森籠 水色 精霊歌」


森籠に寝そべり 
お前を想う

月あかりきれいだ

とても 
そばにいたい


オレの声 
とどくお前

なぜ胸が熱い?

待ち続け出逢えた


こころに 
湧き上がる

泉は 
水色の精霊歌(うた)

お前に 
そっと 
とどけよう

夢の 
その中へと…


口ずさむ旋律(しらべ)は 
霧にかかった

月あかり纏って

ずっと 
そばにいたい


お前だけ 
喪失(な)くしたくない

なぜ胸が痛い?

初めてのくるしさ


こころに 
落ちてくる

しずくは 
水色の樹雨(あめ)

お前が 
なみだ 
流すなら

オレが 
きっとぬぐう…


教えて 
欲しいんだ

お前の 
生きている世界

ひとりの夜に 
想うのは

いつも 
お前のこと…

オレは 
お前のもの…







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