Message

□ 君へ
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隣にあるのは小さな空白
なんにもない

隣にいた君はいつしか遠く
旅立ち冷たい雨が私を冷やしても
温めてくれる人はいない

冷たい雨のなかに一人扉を閉めたのは自分自身
逃げ出したのは自分自身

いつか想い出にかわる、そんなこと
嘘 想い出にするにはあまりに温かく大きすぎた

優しく頭を撫でて泣き止むまでそばにいたね
最後まで優しかった

愛しい君は優しく温かくそして残酷だ
今はまだ君を忘れることはできない
きっといつまでも忘れられない

だからせめて君を想い泣かせてください
この冷たい雨が枯れるまで自分を濡らして
そしたらまた太陽が私を照らしてくれる


さよなら 君へ届くことない私の気持ち


月日は流れゆく
けてど君の面影は私のなかで生き続ける

夢物語はおわりを告げる
それを恐れないでまた私は

前を向いて歩きたいまた新しい夢物語を
見つけるために 永遠に終わらない夢物語を
最後に君へ

次は終わらない夢物語を探して下さい
君と私の物語は二人が大切な人を守る試練だったと私は思いたい
だから新しい夢物語をどうか…

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