11/13の日記

11:49
4:信長夢
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「そういえば明日は午後から休みなんだよね?俺と町に出掛けない?」


幼馴染みの秀吉くんの誘いに快く承諾した。


「おい、明日午後から暇だろ。ちょっと俺様に付き合え」


秀吉くんと別れた後に出会した信長様の誘いに躊躇してしまう。

秀吉くんと先に約束をしてしまって、明日の予定が埋まってしまった。だからもちろんそれを優先させて断らなければならない。

だけど、その後に城主の信長様に誘われた。断ればきっと怒ってしまうだろう。
何より、私は信長様が好き。ますます戸惑ってしまう。

そんな私の迷いを察してか、信長様が額を弾いてきた。


「バカ、何迷ってんだよ。お前は俺を選ぶ、……違うか?」

「っ!!?」


信長様は秀吉くんとの約束を知っているんだ。だからこんなことをしてるんだ。
それが憎らしい。


「……はい。明日は信長様のために空けておきます」


それでも貴方を選んでしまう。貴方の意地悪だとわかっても。

そして貴方は不敵に笑む










自信家な彼のセリフ
4.俺を選ぶ、違うか?

配布元
確かに恋だった

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