11/24の日記

02:33
4:続き
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一粒口に入れると、口内で小さな甘味が広がり、気持ちが満たされていくよう。


「……隙だらけ」


久しぶりの金平糖に感激していて……すっかり油断してしまった。グイッと腕を引かれ、信長様の腕の中に閉じ込められてしまった。
それに一気に顔に血が昇ったように熱を持った。


「のの信長様!?放して……!」

「バカ野郎。好きな女捕まえたってのに、そう易々と放すわけねぇだろ」

「なっ……!?だ、誰か来たら……!」


そうだ。私と信長様は城仕えの女中とその城主。明らかに身分が違いすぎる。誰かに見られでもしたら……!!

私のそんな葛藤を知ってか知らずか、更に腕の力が強まる。


「好きって言うまで放さねぇ」


この状況を見られまいと素直に応えるべきか、あるいはこの瞬間だけの関係としてあるか…果たして、どの道が正しいのだろうか……?








上手く閉めれなかった…;;

横暴な彼のセリフ
4.好きって言うまで放さねぇ

配布元
確かに恋だった

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