11/25の日記
00:41
5:信長夢
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「…好きだ」
「そうですか」
俺の愛の言葉は、たった一言で片付けられた。
「おいてめぇ!俺様の愛を無下にするたぁ、上等じゃねぇか!」
「あの、好きな女に『てめぇ』って、酷くないですか!?」
「お前がいけないんだろうが!」
毎日毎日俺は好きな女に愛を囁いてんのに、当のこいつは一言二言であしらって、結局毎日こんなやり取りになる。
こいつ、この天下の信長様が口説いてるってのに、平然とあしらうったぁどういう了見なんだ?
人間じゃねぇんじゃねぇのか!?
ああ〜 思い通りにいかねぇ…イライラするなぁ
「おい」
「はい、なんですか信長様?」
「俺がお前を好きなんだ、お前も俺を好きになれよ!!」
俺ばっかり好きなんて、気に食わねぇ!!
「そんなの理不尽じゃないですか!」
やっぱり彼は自分勝手な、横暴な方だ。
なのに頭の中は、彼でいっぱいだなんて。
とりあえず今は、このやり取りを楽しみたい。
お互いにこのやり取りを楽しんでいるのですね
横暴な彼のセリフ
5.俺がお前を好きなんだ、お前も俺を好きになれ
配布元
確かに恋だった
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