AGAIN

□誓 『約束』<済>
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「ったく・・・だから云ったろ?怪我してないか?」

「う、うん・・・///」



恥ずかしさか、はたまた別の感情か・・・

坂本は真っ赤になって俯き、小さな声で答えた。


「何赤くなってんだ?」

「だって・・・!///」

「だって何だよ?」

「・・・////」

「 ? 」


口籠もる坂本に、黄河は首を傾げて彼女を見つめる。


「や、やっぱいい!///」

「ああ?」

「いいの!気にしないで!!」

「イヤ、無理だろ・・・まぁ良いけど。とりあえず、後ろ乗れ。」


黄河はそう云ってバイクにまたがり、坂本を見やる。


「うん。何処行くの?」

「秘密


黄河はそう云って後ろに乗った坂本にヘルメットをかぶせ、バイザーを上げた。


「秘密なの?」

「そっ♪楽しみは後にとっとかねぇーとな!」


坂本に向かってにっと笑った彼は、ゴーグルをつけてバイクのエンジンをかける。



あれ?
コイツ、ノーヘルじゃね?


って思っても、スルーしてね?何せホラ、此処は小説の世界だから。←


 
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