AGAIN
□開 『開戦<後>』<済>
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広い広い青空の下
RECOVERY隊は編隊を組み、合同訓練をするべく米國にへと向けて飛んでいた。
刹那・・・
一筋の閃光が編隊の真横を走る。
「な、何?!今の光は!!」
『分からん。だが、あの方角は・・・。』
『・・・アフターのいる方角。』
『隊長!基地から連絡入ったで!!今日の米國軍との訓練は無しや。
RECOVERY隊は直ちに基地へ帰投、燃料補給した後特殊兵装Bと実弾ミサイルを積んでアフターに合流しろやて!
せやろ?空中管制機、『空(Sky)』?』
『嗚呼。そうだ。RECOVERY隊は直ちに帰投せよ。』
米國軍との合同訓練をするべく、ペイント弾のミサイルを積んでいたRECOVERY隊は実弾にかえるべく、直ぐに日本國軍の基地にへと帰投した。
「・・・悟・・・。」
アフターに居る黄河を案じる坂本の小さな呟き。
慌てて方向転換をする隊員の中で隊長である龍太のみがその呟きを聞いていた。