Dream
□君の隣
1ページ/2ページ
「マリナ!!マリナ!!ちょっと来て」
遠くでシーリンの声がする。
階段を上がってくる音がする・・・
ベットのそばに人が来た・・・
次の瞬間、思いっきり布団をはがされた。
寒い、
薄く目を開けると、そこにはシーリンという親友が一通の手紙を持って立っていた。
「どうしたのシーリンこんなに朝早くに・・・」
するとシーリンは、
手に持っていた手紙を私に渡してきた。
「あなた宛よ・マリナ」
?
「私宛に?誰かしら?」
裏を見ると送り主の名前が、書かれていない
封を切って中の手紙を見るとそこには、
ぶっきらぼうな字で、こう書いてあった。
マリナへ、
今日、10時にお前のいる町の公園であえないか?よっかったら来てくれ。
刹那
そこには、長い間あっていないマリナにとって大切な人の名前があった。
刹那・F・セイエイ
前にあったのは2年ほど前であろうか、
世界が、本当の平和を、手にしたときであった。
それから二年ほどは、時々連絡しあっていたが、ここ半年は、まったくしていなかったのだ。