Dream

□君の隣
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 「マリナ!!マリナ!!ちょっと来て」
 遠くでシーリンの声がする。
 
階段を上がってくる音がする・・・
 
ベットのそばに人が来た・・・

次の瞬間、思いっきり布団をはがされた。

寒い、
薄く目を開けると、そこにはシーリンという親友が一通の手紙を持って立っていた。

「どうしたのシーリンこんなに朝早くに・・・」
するとシーリンは、
手に持っていた手紙を私に渡してきた。
「あなた宛よ・マリナ」
       ?
「私宛に?誰かしら?」
裏を見ると送り主の名前が、書かれていない

封を切って中の手紙を見るとそこには、
ぶっきらぼうな字で、こう書いてあった。


  マリナへ、
今日、10時にお前のいる町の公園であえないか?よっかったら来てくれ。

           刹那

そこには、長い間あっていないマリナにとって大切な人の名前があった。

刹那・F・セイエイ

前にあったのは2年ほど前であろうか、
世界が、本当の平和を、手にしたときであった。
それから二年ほどは、時々連絡しあっていたが、ここ半年は、まったくしていなかったのだ。
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