NOVEL2

□ホストクラブ『BLEACH』
1ページ/1ページ

暗い夜道に月に照され明るく光る建物が…今宵あなたを夢へと誘う…。

ここは、ホストクラブ『BLEACH』
ここにいるホストは、イケメン揃い
ほら また夢の世界へと導かれし者達が来たようですよ



「「ようこそ。BLEACHへ」」

ドアを開けると そこには、たくさんのイケメンが…

「お久しぶりです。乱菊さん。今日は誰をご指名っスか?」

このクラブのオーナーである浦原喜助が声をかけてくる

「ん〜っとね〜。」

ぐる〜と粗方ホスト達を見渡してから 一人を指差しニコッと笑った


「僕なんかで良かったんかぁ?乱菊?」
「まぁね。ギンが一番一緒に居て落ち着くのよ」
「そら、おおきに。ほら」

乱菊の前に水の入ったコップを渡す

「ありがと。ねぇ今日はギンのおごり?」
「そんな無茶な事言ったらアカンでぇ乱菊」
「ケチ」



2人の邪魔にならないようにそろそろ違うテーブルに…おや?こちらのテーブルには砕蜂と修兵が居ますよ



「お久しぶりです」
「あぁ。」
「今日は仕事帰りですか?」
「今日は休みだ」
「そうですか。珍しいっすね。」
「まぁな。たまには、わたしだって休みたい」
「貴重な休みを使って此処に来てくれるって事は 俺に会いに来てくれたんすよね?」
「ちっ違う…これはあれだ…そういう意味じゃ…」
「相変わらず分かりやすいっすね。砕蜂は…」
「うるさい」

真っ赤になった顔を隠すように俯く砕蜂。


そんな砕蜂達とは裏腹にかなりワイワイやっているテーブルが…
この店の常連であり、みんなから姉(あね)さんと慕われている夜一のテーブルだ

「おっ今日は白哉坊もおるのか。じゃあドンペリ入れるかの」
「姉さんからドンペリ頂きましたぁ」
「ありがとうございます」

その言葉ににぎやかだった店内が よけいに 騒がしくなった。


「ねぇ七緒ちゃん?七緒ちゃんも僕のためにドンペリとか…」
「入れません。」
「ケチだなぁ。七緒ちゃんは」
「ケチで結構です」

うん…このテーブルはこれ以上観察しない方がいい。


「いやぁ 今日も大盛況良いことっスね」
「オーナー。顔がニヤついておりますぞ」
「おっと〜いけないですね〜。じゃあ、そろそろワタシも交ぜてもらいに行ってきますか。夢の世界に…」


一夜の一時の夢をあなたも見てみませんか?

『ようこそ。BLEACHへ』





《あとがき》
うん。
短いね(..)。
まぁ 『ようこそ。BLEACHへ』って言いたかっただけだからね(笑)
では
See,you.

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ