04/23の日記

00:59
城に帰るとジルが必ず死んだふりをしています。
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ドアを開けたらジルが倒れてる
背中に突き刺さる銀のナイフ
床は血塗れでオルゲルトが見たら気絶するかもしれない

俺が落ち着いて
「今日のは掃除が大変そうだ」と笑うと
ジルはうつ伏せのまま満足そうにシシシと笑ってた


城に帰るとジルが必ず死んだふりをしています。
明日はどんな死に方しているのか予想すら出来ない


ある日は頭に斧刺さってたり
軍服で銃抱えてたり
葉っぱ一枚だけで死んでたときは
ドア閉めようかと思った

後片付けも結構大変で
床の血糊を洗ったり
斧刺さったまま部屋で寛ぐのは勘弁して欲しい


城に帰るとジルが必ず死んだふりをしています。
ちょっとホメると調子に乗るから
できるだけだけスルーで


子供の時は喧嘩してても
兄貴に会うだけで楽しかった
夜中に部屋を抜け出して2人で
散歩に行ったりしたのに

十年経ち初めて後輩持ち
任務がとても楽しくなった
城で一人で待つ兄の気持ちを考えていなかった


城に帰ると兄が必ず死んだふりをしてるのは
あの頃の2人に戻りたいからか
俺には分からない

城に帰った俺を待ってる
兄の演技見ることが
俺ら2人の兄弟愛ならば
それはそれでありだろう

城に帰ると兄が必ず死んだふりをしています。
今日はどんな死に方しているのか
期待して開けるドア




簡易替え歌ごちでした(´ω`)モグモグ

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