銀月(後)2

□Lover's Soul
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傷の一つ一つに口づける。

段々上に来て、首筋に口づけると、銀時が体に腕をまわして来た。

「あのねぇ・・そういう事されると、銀さん色々困るんですけど。」

「何がじゃ?」

銀時の体の変化に気づいて、クスリと月詠が笑う。

そう、銀時の何処が弱いかも、自分はもう、知っている。

自分の何処が弱いかも、銀時は全て知っている。

「とぼけてんじゃねぇぞ。」

銀時が体を起して、月詠の体を抱く。

上下が逆になって、今度は月詠が銀時を見上げる形となった。




「何?まだ足りねぇ?」

「どうかのう・・・」

「答えないなら、頂きます。」

銀時が月詠の首筋に顔をうずめた。

熱い舌で首筋を舐められる度、体中に電流が走る。

「・・どうしたんだ?今日は・・」

手で豊満な胸を揉みほぐし、乳首をつまみながら銀時が耳元で囁く。

耳に注がれる熱い息にも快感を感じて、月詠は熱い息を吐いた。

「何でも・・ありんせん・・・」

銀時の首に腕を回し、口づけを求めるように、顔を寄せると、すぐに熱く唇を塞がれた。

お互いの舌を絡め、歯をなぞる。

銀時の手が乳をまさぐり、もう片方の手は、秘所へのばされた。




先程銀時の精を放たれたばかりのそこは、まだ乾ききっておらず、容易に銀時の指を受け入れた。

指を出し入れする度に、グチュグチュと音がして、銀時のそれを受け入れる用意が出来ている事を物語る。

「なぁ・・入れて良いか?」

「・・・ん。」

小さく首を縦に振る月詠に、銀時が軽く口づけた。
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