銀月(後)2
□禁断症状
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「ん・・・」
月詠の返答を聞かずに、銀八は再び唇をふさいだ。
そして、右の手を豊満な胸に、左の手を美しい曲線を描く腰に回す。
唇を吸いながら、片手でシャツのボタンを外す。ひんやりとした空気が、シャツの隙間から月詠の肌を撫でた。
「銀八・・・まだ寒いから・・ちょっと待ってくれなんし・・・」
「大丈夫だって。寒くねぇようにするから。」
真ん中のボタンを3つほど外した銀八は、そこから手を差し込む。
柔らかくて暖かい肌の感触に辿りつくと、ブラをずらし、その中に隠された胸の飾りを軽くつまんだ。
指でコリコリいじると、素直に飾りは反応する。
「・・ぁ、ぎ・・・ちょっと、銀八。」
「服脱がなきゃ、良いんだろ?」
白い首筋に丁寧に唇を当て、舌でなぞる。
シャツの隙間から差し込まれた手のひらは、胸をもみ、掴み、時に敏感な部分を責める。
そして腰をしっかり抱え込んでいた左の手が下に降り、スカートの中に差し込まれた。
すらりとした太ももを撫で、ぷりんとした尻を撫でる。
滑らかな肌の感触と、美しい曲線を手のひらで感じ、愛撫する度にあげられる小さな喘ぎ声。それだけで体が興奮してくるのを銀八は感じた。
「月詠、声が聞こえない。もっと声出しても良いんだぜ。」
「ぁ・・そ、それは、ダメ、じゃ。」
体は素直に反応を示す月詠だが、声を聞かれるのは恥ずかしいらしく、いつも口を押さえ、声を抑え、必死に我慢をする。
「・・・ん!」
顔を赤くして耐える姿もまた、それだけで銀八を興奮させるのだが
「たまには、良い声をしっかり聞きたいよな。」
体を屈めると、スカートをまくし上げ、頭を中へ入れた。