銀月(後)2
□禁断症状
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「・・・え?あ、銀八、ちょっと!」
「ん・しっかり、立ってな。」
先ほどまで密着していた銀八の体が消え、月詠が戸惑う。
そして、銀八の舌がパンティに当てられるのに気づくと、一気に顔が赤くなった。
「そ・・それは、やめなんし。」
いつもされている事とは言え、服を着たまま、立ったままなど、した事が無い。
あまりの羞恥に、銀八の頭を引き剥がそうと髪を掴むと、いてて、と銀八が手を押さえ、顔をあげた。
「ちょっとぉ・・ハゲたらどうすんだよ。」
「しかし・・」
下から見上げる月詠の顔は、羞恥と困惑で上気していて。
シャツの隙間から、形の良い胸がチラチラ見えて。
目の前には、ガーターで止められた網タイツと、可愛いらしい白の下着と、濃厚な女の匂い。
「こりゃ、絶景。」
ニヤリ、と銀八は笑った。