銀月(後)2

□MY SWEET SWEET CAT
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外を走る車の音や、子供の騒ぎ声が遠くで聞こえる。

事務所の中でそれよりも大きく鳴り響くのは、ぴちゃぴちゃ、と言う音と、男の荒い息使い。


「・・・んぁ、そ、そこ。」

「ふにゃ。」


ソファに座ったままの銀時の股に顔をうずめ、月詠はその一物を口に咥えていた。

ズボンと下着を下ろし、露になったそれを大きく咥え、出し、ぺろぺろと舌を伸ばして舐める。目をつむり、舌を伸ばして舐める姿がまさに猫だ、と思いつつもその姿に銀時の熱が再び高まった。

ぴくん、と銀時のそれが大きくなり、月詠がふにゃ、と声をあげる。咥えにくいではないか、と言わんばかりに銀時を睨みつけた。


「悪ぃって。オメーがあんまり上手にしてくれっから、銀さんちょっと元気になりました。」

「にゃん。」


ぷい、とそっぽを向くと、月詠は再び銀時自身をぴちゃぴちゃと舐め始める。



銀時はそっと手を伸ばすと、月詠の着物の襟を開いた。月詠はちらりと銀時を見たものの、抵抗する素振りは見せない。

そのまま襟を開くと、白く豊満な胸が露わになった。

その中心にあるピンク色の乳首を指でつまむ。にゃん、と月詠が小さく声をあげた。


「なに、オメー触っても無いのに此処ちょっと固いじゃん。」

「にゃ。」

「俺の舐めて感じたの?実はオメー、これ好きだったのね。」

「にゃにゃ。」


言いながら乳首をくりくり揉み、もう片方の手で耳の後ろを撫でる。くすぐったそうに身を捩る姿が、逆に誘っているようにしか銀時には見えなかった。


「こっちお留守になってるぜ。」

「にゃ。」


月詠は大きく口を開けると、銀時のそれを深く咥え込んだ。思わずう、と銀時も唸る。

顔を上下に動かし、添えた手も動かす月詠の背を見降ろしながら、銀時は更に腕を伸ばした。

月詠の尻に手を伸ばし、その着物の裾をめくる。


「にゃ。」


黒い下着からはみ出しているのは、耳と同じ茶色の尻尾。


「マジ生えてた。」


ニヤリと笑うと、銀時は下着の中に手を入れた。





滑らかな尻を撫でると、割れ目の上の所から尻尾が生えていた。それを優しく撫でるとんん、と月詠が声をあげる。


「尻尾と尻、どっちが感じんの??」


でも猫は尻尾触ると怒るっけ・・?そう思い、銀時は柔らかなカーブを描く尻を撫でまわす。

手を下に回し、前の割れ目へと手を伸ばす。そこは既に湿り気を帯び、下着にはべたりとした粘液がついていた。


「あ、こっちは準備万端じゃん。」

「にゃ。」

「届くかな・・。」


そこを触ろうとしたが、月詠に手を咥えさせたままでは手が届かない。銀時はならば、と月詠の体を抱え、一旦膝の上に座らせる。


「にゃ?」

「ちょっと、寝ろ。」


そのままソファに押し倒す。どさり、と寝転び銀時を見上げるその顔にちゅ、と軽くキスをすると、銀時はくるりと体の向きを変えた。

月詠の裾を割り、既に濡れきった下着を脱がす。月詠も自ら足を動かし、それを手伝った。



顔を近づけると、ぷん、と女の匂いがする。


「うまそ。」


割れ目を指で押し開く。そこは既に赤く膨れていて、月詠の愛液が滴りそうになっていた。

思わずそこに舌を伸ばし、愛液をぺろりと舐めた。う、と月詠の声が聞こえる。


「オメーも。」


銀時は足をあげ月詠の体をまたいだ。月詠の顔の前に、大きく主張した欲望の塊を差し出す。


「舐めて。」

「にゃ。」


蕩けたような顔でそれに手を伸ばし、ぺろりと舐める姿を見ると、ニヤリと笑って銀時は自分も愛液のしたたるそこへ口を寄せた。
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