銀月(前)
□決戦は日曜日(前編)
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※月→←銀←さちテイストです。銀月、お付き合い前。
※実はバレンタインネタを引きずってます。
※バレンタインの時点では、うちのサイトでは銀さんとツッキーは付き合ってる設定で話を書いていましたが、この話ではお付き合い前の設定にしています。
なので「あっちの話と合わんじゃん!」というツッコミは勘弁して下さい(^^;
※銀さん、出番超少ないです。
※月詠もさっちゃんも、乙女テイストです。さっちゃんに至っては、”良い人”になってます(笑)
※捏造にも程があるシリーズ(既に何弾か分からないけど)
それでも良ければ、どうぞ♪
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「ツッキー、ちょっと私に付き合ってよ!!!」
「な・・何じゃ、いきなり??」
茶屋「ひのや」に猿飛あやめ、通称さっちゃんが現れたのは、金曜日の事。
日輪に「お客さんよ」と呼ばれて下に降りた月詠を見ると、猿飛はその手を掴み、何処かへ連れて行こうとした。
勿論、訳のわからない月詠はその手を振り払う。
「何か分からぬが、わっちも暇ではない。用事があるなら、今度暇な時にでも・・」
「時間がないのよ!ちょっとツッキー私を助けてよ。友達じゃない!」
「ぬしと友になどなった覚えはない!」
言いあう二人を見て、日輪がニッコリと微笑んだ。
「月詠、付き合ってあげなさい。」
「ひ・・日輪??」
「月詠に同世代のお友達なんて初めてじゃない♪お友達は大事にしないとね、月詠。」
「だからこ奴は友達では・・」
「今日は事件も無いし、百華には私が連絡しておくから。緊急時には連絡するからね。」
「アンタ、話分かるじゃない!じゃツッキー、行くわよ。ホラ!!!」
「・・・」
こうなると良くも悪くも空気を読んで行動する月詠は逆らう事が出来ない。
仕方なく、猿飛に付いていく事にした。
そのまま地上に連れて行かれ、着いた先は・・・
「何だ?此処は。」
『くの一カフェ』と書かれた看板を見て、月詠は絶句した。