3Z&パラレル

□KEEP OUT
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「ふぁ・・・ん。」


授業中の校内。遠くで校庭から掛け声が、音楽室からピアノの音が聞こえる以外はしん、と静まり返っている中、廊下の端のこの部屋では、小さな喘ぎ声が響いていた。


月詠は立ったまま後ろから男に抱きこまれていた。机に両手をつき体を支えながら、先ほどから体中を這いずりまわる快感に堪えている。

シャツのボタンは外され、開いた隙間から白いブラとそれに包まれた豊満な胸がさらされている。後ろから伸びた手がその胸を大きくもみしだく。ブラがずらされるとピンク色の乳首が露になった。

銀八は、その敏感な所をかるく摘んだ。既に立ち上がりかけていたそこは、男の指で弄ばれると途端に固くなる。両手を伸ばして両方の乳首をつまむと、ぁん・・・と小さく声があがった。


「センセーはやっぱここが好きなんですねぇ。もうこんなになった。」

「・・・ん、や、そん、な・・・ぁ・・ん。」

「だって、ほら。」


そうやって銀八はわざと月詠の耳元で笑う。耳にかかる息でさえ、今の彼女には快楽である事をよく知っているから。
思った通り、息を吹きかけるとぴくん、と月詠の体が震えた。高い声を必死に飲み込み、彼女は小さく首を振る。


「今授業が無いから。」と保健室に入って来たこの男は、中に人がいないのを確認するなり月詠に手を伸ばして来た。
授業中で誰も来ないとは言え、ここは学校の中。恋人とは言え、このような事をして良い場所ではない。
月詠はその手を跳ね除けようとした。だがその手を掴まれ、甘い声で耳元で囁かれた途端、力が抜けた。そして軽く口付けるだけのつもりだったのが、いつの間にか体を撫でられ、こうして追い詰められている。
いつもこうだ。銀八に迫られると、月詠は上手く逃げる事が出来ない。甘い声で、その長い指で誘惑される度、体が嘘のように反応する。


「・・・ね、月詠センセ。」

「耳元・・で、喋る、な。」

「おっきな声出したら、外に聞こえるでしょうが。」


わざと息を弾ませ、銀八が囁きながら乳首を少しつねると、ん、と声をあげ月詠が身を捩らせ、腕を机に突っ張らせるようにピン、と伸ばした。
その赤く染まった頬を見るだけで自分が興奮する事を月詠は分かっていない、銀八は心の中で笑った。

散々胸を弄ぶと、銀八は右手だけ下へ伸ばす。スカートの下から手を入れそれをずりあげながら、下着の隙間から指を滑り込ませた。


「・・ひゃっ!!」

「やっぱもう、ここ、濡れてる。」


秘所の入り口を撫でるとねっとりとしたものが指を伝う。可愛い正直な体は、反抗する口とは裏腹に自分が与える快感にいつも素直に反応する。

その裏腹さが、また可愛いのだが。


「だ、から、言うな、と。」

「だってさぁ、嬉しいじゃないですか。」


秘所の入り口を撫で、銀八はビクンビクンと震える体を自身の体で押さえつけた。こうやって緊張感と快楽の狭間で震える体を追い詰め、犯す事の甘美さに知らず知らず笑みを浮かべる。

入り口を数回撫で、その奥へと一気に指を差しこむ。先ほどより少し大きな声があがり、んん、と体がこわばった。

それに構わず指を出し入れする。奥を突き、一気に入り口まで引き出し、また突き入れる。再び奥を突き、内壁を軽く擦るように中で動かす。

その度に、月詠はブルブル震えた。声を我慢しているのだろう、左の手は口に当てている。それでも隙間から漏れる小さな声は日頃とは全く違う甘い声。

何度も抜き差ししているうちに銀八の右手の指はべたべたになっていた。クスリ、と笑うと指を抜き、ペロリ、と舐める。


「こーんなになっちゃいました、センセ。」

「だから、言う・・・ん、ぐ。」


いきなり口に指を入れられ、月詠がくぐもった声を出す。口の中に生理的な匂いがして、これが自分のものだと分かってカアっと顔が熱くなった。


「オイシーでしょ、これ。」

「馬鹿な事を言うな!」

「んじゃ、舐めて見せようか?」

「・・・バ、バカ、こんな所でする、な!」

「なんで?センセー好きでしょう?アソコ舐めてもらうの。いっつもアレするとスゲーよがるじゃないですか。俺その時の顔見るの好きなんですけど。」


わざと卑猥な言葉を囁くと、月詠は期待した通り羞恥に満ちた顔をする。いつものクールな表情が消え、一人の女としての顔が露になる。
それがたまらない。自分だけが見る事が出来る、女の顔。
またそれが今まで見た事がない程の絶品なのだから、尚更。

たまらなくなって、銀八は再び指を月詠の中に押し入れた。指の動きに合わせて月詠が身を捩らせる。

いつの間にか、月詠は自分の胸の辺りのシャツを握っていた。それに気付いた銀八はその上から手をあて、一緒に胸を揉むように動かす。

銀八の手に誘われるように自らの指で胸を揉むと、月詠がはぁ、とため息をこぼず。その様子を肩の上から覗き込み、銀八が笑みを浮かべた。


「どーした?こっちも触って欲しいんですか?」

「・・んな、はぁ、んん。」

「ならどんどん自分で触って良いんですよ。俺もっと見たいなぁ。月詠センセーが自分でおっぱい揉む所。」

「・・い、言うな・・だからダメ・・だと、あ、はぁ・・ん、あ。」


ふるふる、と首を振って、月詠は胸に当てていた手を下ろし、銀八の腕を掴んだ。シャツをぎゅ、と掴み小さく首を振る。


「そう・・じゃ、なく、て。」


さすがにもう終わりに・・・そう言おうとした時、スカートがまくりあげられ、尻に固いものが押し付けられる感触がした。


「あー、んじゃ、もうこっちが良いんだ。」

「ちょ・・やめ。」


月詠は思わず手を伸ばし押しのけようとした。
今まで何度も校内で銀八にちょっかいを出された事はある。だがいつもちょっと触るくらいで最後までした事はない。
ここまでするのも初めてなのだ。さすがにこれ以上は学校でする事など出来ない。
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