3Z&パラレル
□CM5
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「じゃ、これで職員会議終わるよ。解散。」
銀魂高校の職員会議が終わると、月詠はさっさと立ち上がり、部屋を出た。
その後ろ姿を見ながら、ケッまだ怒ってやがる。銀八は心の中で呟いた。
月詠と大喧嘩したのは、3日前の事。
銀八のジャンプを月詠が勝手に捨てた事に、銀八がブチ切れた。
月詠としては、一向に片付かない銀八の部屋に業を煮やして行ったことだが、「勝手に女房ヅラしてんじゃねぇ、このアマ!!」という銀八の言葉に、こちらもブチ切れ。
「そんなに嫌なら、もうこの家には来ぬ。」
そう言うと銀八の家を出て行った。
あれ以来、口も聞いていない。
もともと仕事上係わり合いが少ないので、顔も合わせない。
一言謝ってくりゃ、許してやんのに。
「金八、今日わしと飲みに行かぬか?」
坂本の声に、首を縦に振った。
飲みに行ったつもりなのに、30分もすると体が落ち着かず。
店の姉ちゃんに坂本が絡んでいる隙に、俺は帰ると店を抜け出した。
そして、月詠のマンションへ向う。
玄関のインターホンを押しても返事は無く。
携帯を鳴らしても「電波の届かない所にいるか〜」との答え。
あいつが夜出歩くなんて珍しいが、あっちも自棄酒でもくらってるのかな。
その位してくれれば可愛いのに。
仕方なく、携帯でピョコピョコゲームを始める。
何故かこのまま帰る気には、ならなかった。
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