ポエム

□Flowery(フラアリー)〜希望の風に乗って〜
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これは、ひとひらの花弁から始まる
夢の寓話(ぐうわ)
 
覗いてみよう
お花が抱く 壮大な美しい夢を
 
まだ 眠る?
大地に生きる お花たち
さあ 起きて
ほのかに光る お花たち
 
なにもない この世界に
一輪のつぼみが 大地へとほころぶ
 
その時
 
希望と言う名の風が吹く
 
大地 うるおす
花びらヒラヒラ
お日様浴びて
花びらヒラヒラ
花びらの群れが
空を 鮮やかに泳ぎだす
 
風乗って 宙を舞う
賑わう花びら 螺旋(らせん)を描いて
眠る つぼみ(キミ)を 辿って行けば 道標
眠る つぼみ(キミ)が 教えてくれた 道標
 
はぐれてしまった 悲しいね
ひとりぼっちで 待つ つぼみ(キミ)を
迎えにいくよ 引き連れて
つぼみ(キミ)が残した 道標
辿っていこう 待っていて
 
暗闇に 灯るは余韻(よいん)の光
それは力となり、輪舞となって輝きだす
 
大地に咲くお花はきれいかい?
 
絶望色に染まる世界
暗闇に咲くお花は輝く
その光景が美しく見えるのは
「お花がきれい」だから だけではないはずさ
 
つぼみたちの道標
辿ってきたでしょ
それは希望
 
込められた 願い
託された 祈り
絶望の物語ではない
彼らの命の旅の物語
だからこそ美しい
 
触れるたびに 咲き誇るお花
聴こえたはずさ 心地いメロディー
僕らも持ってる 優しさの元
 
つぼみに触れるたびに
感じる光、音、色彩
 
聴こえたはずさ
彼らの音色
感じたはずさ
あたたかな風景
 
見つけでしょ?
彼らの生命(声明)
僕らを勇気づけてくれた
祝福の花吹雪
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