□飢餓の果て
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フフフフフフフ


狂ったような笑い声が辺りに響く。

「もっと…もっと…もっと!!!!」

何かを求めて少女が叫ぶ。
少女の周りには血の海と無数の死体。
切裂かれた首もあれば転がっている生首もある。
バラバラになった死体、綺麗な死体、どれにも魂は残っていない。

グシャ!!

少女は既に屍と化した人間の頭を近くにあった少し大きめの石で叩き潰した。
あり得ないほどの血が飛び散る。
萎びた塊が血溜りの中に転がった。

「おいしそう…。」

少女はその塊を手に持つとそれを口へと運んだ。

ムシャ ムシャ

塊を少女は音を立てながら美味しそうに貪り、ゴクリと飲んだ。
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