物語
□蜂蜜色の恋
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「お前に売るものなんて何もないよ!!」
食べ物を売ってくれない。
でもこれは分かりきっていること。
だからわざと影分身で『俺』うずまきナルトを出し、それとは別に多少変化させた『私』の二人で買い物を行う。
アカデミーで分身の術が苦手なのは知られているし、まさかこんな風に買い物に来るとは思ってないので『私』は冷たい視線も言葉も浴びせられることなく買い物ができる。
影分身のうずまきナルトは保険だ。
家にも街にもいないとわかると大変だし・・・
じぃちゃんの役には立ちたい。
最初はその一身で力をつけてきたけど・・・
本来なら人手不足の忍として行動したほうがじぃちゃんは助かるかもしれない。
でも・・・
何も買わしてくれない店員
毎日の様に浴びせられる暴言
当たり前の暴行
こんな事されて誰が里のために働きたがる?
優しくしてくれて大事にしてくれたじぃちゃん以外はどうなっても関係ないし
里のためには動かないけど、じぃちゃんのためならなんでもするよ
じぃちゃんが悲しむからどんな事だって我慢して笑っているよ
だってじぃちゃんは大事な人だから・・・
第二話終了