俺についてこい!
□夢の終
3ページ/8ページ
───熱い。
媚薬のせいで熱ってきた体は敏感に反応してしまう。
…こいつ、強い媚薬使いやがったな…!
「ッ、ん……く…っは、」
「ぅっわ、エロい顔。超レアじゃーん?」
「ぁ、く…っ…てめぇ…!っア、」
唇を離して楽しげに笑いながら俺の胸を弄るルミヤを見えない視界の中で睨みつければ、突然中心を柔らかいものに包まれた。ビクン、と体を跳ねさせると後ろでクツクツと笑う声が聞こえる。
状況が分からないまま言葉を失っていると、一番敏感な裏筋を暖かいものでねっとりと撫でられて背中をしならせた。
「ン、ぁあ…ッ!」
「可愛いなぁ、殺那。舐められただけでそんな声出してさ」
胸の突起も同じように暖かいもので撫でられたのと、ルミヤの言葉にその正体が分かる。
ルミヤの分身は舌で裏筋を舐めあげると先端の割れ目を刺激しながら、亀頭を潰すように甘噛みしてくる。突起も舌に押し潰されたりして、形を変えながら固くなっていくのが分かった。
「ッぁ…っひ、やめ…ン、ぁあア──…ッ!」
チゥ、と同時に強く吸われて大きく体が跳ねた。
吐き出された白濁をゴクンと飲み込む音が前方から聞こえて、その後に自身に残った欲を吸うように舐めとられ、俺はぶる、と体を震わせる。
簡単にイかされてしまった事に耳が熱くなると同時に襲ってきた更なる悔しさに奥歯を噛み締めた。